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分譲マンションで、区分所有者が毎月支払っているのは、「管理費」と「修繕積立金」だと思います。
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この点,まず、月々支払われている「管理費」で、管理組合が委託契約しているマンション管理会社への毎月の「管理委託費」が賄われているかいなかをチェックしてください。
例えば、マンション全体50戸として、「管理費」としてい50万円、「修繕積立金」といして50万円集められている。
しかし!マンション管理会社への支払いは、月々90万円。
一体、集めれた50万円との差額、40万円はどこから賄われているのか?
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「修繕積立金」から賄われていたら、詐欺です。さすがにそれはない。では、どこから?
月々、管理組合に支払われるお金は、「管理費」、「修繕積立金」の他に通常、もう一つあります。
そうです。「駐車場代」です。
「駐車場代」として、月40万円の収入が管理組合にあって、この「駐車場代」か、本来の「管理費」とともにマンション管理会社への管理委託料として毎月90万円が支払われているというのがほとんどでしょう。
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これは,マンション会計として、果たして適切な姿でしょうか?
駐車場について、維持費のかからない平地の青空駐車場であれば、駐車場代によって、マンションの各住人の、高い管理委託料の負担を軽減するという意味では、それをわかってやっているのなら問題は少ないでしょう。
しかし、それでも、その駐車場代をマンション管理会社のものとなるようにはせずに、大規模修繕のための「修繕積立金」のたしにする方法もありうるわけです。
何よりも。
駐車場が、維持費のかかるものであった場合!
何よりも。
メンテナンス、経年劣化等による修繕のために相当な費用を要する機械式駐車場であった場合!
機械式駐車場の修繕積立のために、「駐車場」代は積立されるべきものといえます。
この積立がなされていなかった場合、減価償却15年ほどといわれている機械式駐車場において、ピット交換に一台あたり100万円超は要するとされている機械式駐車場において、マンション管理組合の会計・財務が破綻するのは目に見えています。
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どうすべきか。
奨められているのは、別途「駐車場会計」を設けることです。
中古として自身のマンションを売ろうとしたとき、賢い買主は、マンション管理組合の財務、会計をチェックしています。
そこで、そのそれまでの住人らの賢さ、その反比例となるマンション管理会社の質を見極めます。
高く売れるか、安くなるか。自身のそれまでのマンション管理への取り組みしだいです。
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住宅支援管理機構では、次のような、修繕積立金の現況について、指針を示しています。
「機械式駐車場がある場合の加算額」
ご自身のマンションの会計はどのようになっていますか?
機械式駐車場はありますか?
あった場合、その「駐車場」代は、どこに流れていますか?
その総額のほとんどが毎月、管理会社の管理委託料に充当されていて、さらには、機械式駐車場の修繕積立がなされていないようなら、管理会社の専門家としてのアドバイスにつき、実損が生じたら責任を問うてみてもいいかもしれません。
それで是正されるかどうか。
(おわり)
*大阪は、天五のたこ焼きや、「うまいや」。管理会社の食物にされるマンションというのは、選挙と同じで、住人の意識のレベルが出てしまうというのが実態なんでしょうね。ただ、自身の財産に関わるので、自分で守っていかないと、他の人は誰も助けてはくれないですよ。
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